【港区40年ビンテージマンション SOHOとしてリノベーション!】

2024年06月11日


今回は、港区に佇む築40年のビンテージマンションのリノベーション計画についてのお話です。お施主様は50代の男性で、このマンションをSOHO(スモールオフィスホームオフィス)として生まれ変わらせたいという願いから、このプロジェクトが始まりました。


プロジェクトの背景と目標

築40年のビンテージマンションは、元々3LDKの間取りでした。これを30畳ほどのリビングを持つ1LDKの広々とした空間にリノベーションする計画です。解体し、スケルトン状態から始めたこの工事では、シンプルでありながらも細部にこだわりを持たせることで、高級感を演出することが目指されました。


デザインと特徴

壁面と高さの統一

壁面は白一色にし、凸凹を徹底して排除しました。窓枠、本棚、棚の高さを190cmに統一することで、すがすがしさと開放感を演出しています。天井は最低限の照明設備にして、清潔感と明るいイメージを強調しました。


窓とカーテン

8mにも及ぶ横に長い窓にはカーテンを施し、シンプルな空間に柔らかな印象を加えています。


高級感の演出

ホームオフィスとして使うこの空間には、富裕層の方々が来社されることが多いため、シンプルな空間だけにディテールに気を配り、高級感を演出しました。お施主様は長らく海外での生活をされていたこともあり、隣室の寝室には在来工法によるワンルームのユニットバスを採用しています。


資産価値の向上

築古のマンションでありながら、このリノベーションにより資産価値を大幅に上げることに成功しました。この事例は斬新なアプローチが評価され、雑誌PENのホームオフィス特集にて掲載されました。


結論

このリノベーション事例は、ご自宅や店舗、ビルなどのリノベーション(リフォーム)に興味を持っていただける方のお手伝いができる日を楽しみにしています。今後もお役に立てる情報を発信していきたいと思います。


特別なお知らせ

今回も私のコラムを読んでいただき、ありがとうございました。感謝の気持ちを込めて、本コラムを読んでいただいた中から先着1組様限定でリノベーションもしくはリフォームについての相談を無料でお受けいたします。ご興味のある方は、「家づくり四皇 お問い合わせ」に「2024年06月11日 コラム限定相談」と記載してメッセージをお送りください。


                                      天野 善啓