家づくりの計画をしている人が一度はぶつかる悩み 【資金計画】
毎日暑い日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回のコラムでは、私が過去に担当させていただいたエピソードをご紹介します。それは、実家住まいでお母様、ご夫婦とお子様一人の四人家族が、実家の建替えを機に二世帯住宅を建築したケースです。家づくりを進める際に後悔しないためのポイントとして、私が提案したことについてお話しします。その提案とは、「ファイナンシャルプランナー様への相談」と「太陽光発電のご提案」です。
家づくりの計画を進める上で、誰しもが一度は悩むことがあります。それは、毎月の支払いがどの程度になるのか、という点です。賃貸に住まわれている方は毎月家賃を支払っているため、ある程度の判断がしやすいかもしれません。しかし、ご実家にご両親と住まわれている方や会社の社宅に住んでいる方にとっては、実際の負担感が掴みづらいこともあるでしょう。
さらに、将来設計を考える際、どのタイミングでどれだけの資金が必要になるのかという点も悩ましい問題です。これはお子様の人数や趣味、暮らし方によって個人差が大きいため、家計簿をつけていても把握しきれない部分があるのです。
今回のお客様も、そのような悩みを抱えていました。実家暮らしだったこともあり、毎月の賃料はお母様に少しお渡ししている程度でした。最初にお話を伺った際には、できる限り月々の支払を抑えたいとのことで、月々6万円以内がご希望でした。しかし、二世帯住宅ということもあり、建物の大きさが約50坪となるため、月々の支払いはご希望を大幅に超え、月々10万円を超える見積もりとなってしまいました。これにはお客様も悩まれていました。
そこで私が提案したのが、以下の2つです。
①ファイナンシャルプランナー様へのご相談
【メリット】
支出と収入のバランスの把握
- 家庭の収入や支出を詳細に分析し、無理のない返済計画や予算設定が可能になります。
将来の資金計画の立案
- 将来のライフイベントや支出に合わせた資金計画を立てることができます。例えば、お子様の教育費や老後の資金など、長期的な視点での計画が可能です。
税制優遇措置や補助金の活用
- 利用可能な税制優遇措置や補助金、控除制度についての情報収集をサポートします。これにより、家計に大きな助けとなる可能性があります。
リスク管理
- 家計に影響を与えるリスク(例えば、失業や病気など)に対する保険や予期せぬトラブルへの備えができます。これにより、将来の不安を軽減することができます。
スタイルに合わせた提案
- ライフスタイルや将来の希望に合わせた具体的なプランを提案してくれます。これにより、より自分たちに合った住宅計画を進めることができます。
②太陽光発電のご提案
建物が大きかったので、屋根に太陽光パネルを設置することで、売電収入を得る提案をしました。これにより、毎月の売電収入を見込むことができ、家計の助けとなりました。
結論
今回のお客様は、私がご提案したファイナンシャルプランナー様へのご相談と太陽光発電の導入を決定されたことで、「とても安心して進めることができる」と嬉しいお言葉をいただき、無事にご成約に至りました。私は常にお客様の希望を叶えたいと思っており、その中で、専門家への相談や補助金の活用、売電収入の導入など、家を建てることで得られる恩恵を最大限に活かすことをお勧めしています。
まずは一度、こうした専門家のお話を聞いてみることが重要だと感じています。ぜひトライしてみてください。
★特別なお知らせ★
選りすぐりの家づくり四皇 公認のFP(ファイナンシャルプランナー)にオンラインで相談ができます。 詳しくは、サイト内の「公認FP相談」をご確認ください。
それでは、また次回。
岡本 博次