家づくりというフルマラソンを完走する為に必要な準備運動は??

2023年11月01日

土地探しからの住まいづくり、まず最初にするべきこととは?

こんにちは。マイホームをご検討のお客様から、「さあ、家を建てよう」と思い立った時に、どう動いて良いかわからないというお話をよく耳にします。今回は、そんな方々に向けて、最初にすべき準備運動についてお話しします。

家づくりの第一歩:情報収集

周りのお友達に、どのようにマイホームを決めたか聞いたり、SNSで情報を集めたり、住宅展示場に出向いたりするのは楽しい作業です。しかし、住宅展示場に出向いてどのメーカーで建てようかと考える前に、その会社が土地の検討エリアで建築可能かどうかを確認することが大切です。

準備運動の重要性

住まいづくりに挑戦する方は、公私ともに充実している方が多く、無駄な時間を使いたくないはずです。フルマラソンを走るように、準備運動をしっかりとしてから始めることで、途中でつまずくことを防げます。

まず決めるべき事項6点

  1. どの都道府県に
  2. どのエリアに
  3. どのくらいの大きさの土地に
  4. どのくらいの大きさの住まいに
  5. どのくらいの予算で
  6. どのくらいの期間住む

最初に着手する作業

まず最初に着手するのは、③と④、そして⑤を固めることです。具体的な手段としては、「現場見学会に参加する」「入居者見学会に参加する」ことが最善です。知人の新築した家に見学に行くのも良いでしょう。

見学会でのポイント

見学した家が、何坪の土地に、何坪の延べ床の住まいで、ご家族でどういう印象を持ったかをまとめると良いです。これを多く繰り返すことで、「必要最低限の土地の大きさ」「必要最低限の住まいの坪数」が見えてきます。平面図ではなく実物を多く経験すると、具体的な打ち合わせの際に図面がスッと入ってきやすくなり、打ち合わせの効率が上がることも間違いありません。

注意事項

見学会などに出向いた際、営業からの商談時間は最低限にしてください。まだ具体的ではない状況で偏った話を聞くと、今後によろしくない影響があります。

予算の確認

並行して⑤の予算を固めます。一番良い方法はファイナンシャルプランナー(FP)との面談です。契約している保険会社の方、ネット経由、知人経由、どのルートでも構いません。できれば、FPさんを2人選んで、2回実施すると良いです。医療で言うセカンドオピニオンのような感じで、ぶれない総額にたどり着けると思います。

次のステップ

次に①、②、⑥に着手しますが、こちらは次回に詳しくお話ししたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。それではまた次回に。

                                                                                                                                                                            伊藤 英浩