他の全ての住宅メーカーの営業は2世帯住宅を提案・・私は・・・

2023年10月25日

他の全ての住宅メーカーの営業は2世帯住宅を提案・・私は同じ土地に2階建てと平屋とアパートの3棟を提案・・・その結果お客様が喜んだのはどっち??私はお客様の計画に幸せな色を奏でます。

埼玉県新座市の地主さんの2世帯住宅計画の話。

当初お客様の計画は、両親が住んでいる築50年の住まいを解体して、親世帯+息子世帯が住む2世帯住宅を建築する計画をしておりました。敷地が約800坪あり、400坪を売却した資金と足りない分は息子が住宅ローンを組む予定でした。

私は初回の打合せで全体の計画を聞き取り、現地調査してから提案をする約束にしました。

他の全ての住宅メーカーの営業は2世帯住宅の提案をしておりましたが、金額や間取り、それ以外にも納得いくものが出ていないご様子でした。

私が考えた提案は、若奥様や親御さんの仮住まい(地主さんが アパート暮らしはどうなのか??)の事を考えると、2世帯住宅ではなく息子世帯住宅(2階建て)+親世帯住宅(平屋建て)を建築するものでした。

息子世帯住宅を建替える予定住宅(親世帯)の北側(裏庭)に解体前に建築して、親世帯を一旦新築した息子世帯住宅に住んでもらい、築50年の住まいを解体して親世帯住宅が完成した後、晴れて若夫婦が新居に引っ越す計画にしました。

更に、親世帯南側にアパート建築の計画もして、もし400坪の土地が思っているより高く売れたら、計画を進めてもらう内容を提案しました。

私の提案は結果的に全て上手くいき、2階建て・平屋建て・アパートの3棟を建てていただきました。

息子夫婦も親世帯も、気兼ねなく自分が住む住まいを計画出来、大変満足頂いております。

2世帯住宅は、上下分離や左右で分離する住まいが多いですが、構造上や物理的な制限もあり、どちらかの世帯が妥協することも多々あります。

いつか発生する相続税や毎年の収支・暮らしの快適度のバランスをとる事が将来にわたって楽しい住まいのあるべき姿と思って今後も提案し続けます。

                                       清水 宏